五山の送り火の大文字山に早朝散歩に行ってきた

うだるような暑さの7月の京都。猛暑が続くと、つい運動不足になってしまいがち。爽やかな森の風を感じられる早朝の大文字登山に行ってみました。大文字に登るのは京大在学中、実験の待ち時間に登った以来、約10年ぶりです。朝6時過ぎ、もう既に日は高くなりつつありますが、登山開始です。格好は普通の運動靴にTシャツにストレッチパンツ。これで十分です。

↑目指すは大文字!

銀閣寺の参道をまっすぐ登っていくと、銀閣寺の入り口に突き当たります。

↑銀閣寺入り口。まだ早朝なので閉まっています。ここを左に曲がりましょう。

実はここを左に曲がると、すぐに大文字の登山道が始まります。人があまりいないかなと思ってたのは大間違い、朝のお散歩にいそしむ地元のご老人やトレイルランの中年男性、大学生カップルに、中学生らしき集団。実に様々な人がこの時間から大文字を目指して歩いていきます。

↑登山道の入り口に立つ「行者の森」の石碑。ここから大文字山に登ります。

しばらくは、小川沿いに緩やかな坂道を上っていきます。途中小川に橋がかかってあるところで「大文字→」の標識が現れるのでここで橋を渡ります。ここから大文字山のお散歩は山登りっぽくなってきます。ここまでは銀閣寺の入り口から10分弱です。

ここから少し急な坂や階段が続きますが、かるーい山歩きという感じで、普通の運動靴でも全く問題なく登って行けます。

さらに10分ほど歩くと、整備されたコンクリの長い階段があらわれます。ここまでくると大文字まではあとわずかです。

↑火床の上に乗ったり、その上でものを食べたりすることを禁じます。の注意書き。

ゆっくり歩いて、銀閣寺から約25分。ラジオ体操の音楽が聞こえてきたと思ったら、大文字の「大」の文字の上のほうに出てきました。どうやら地元の方々が6時半ごろから集まって大文字の火床のそばでラジオ体操をされているようです。

眼下には京都の町並みが一望でき、最高のラジオ体操スポットかもしれません。

↑送り火の火床はこんな感じでとってもシンプル

目の前には吉田山。ここから観るといかに吉田山、めちゃ低いですね。その向こうには京大、鴨川、下鴨神社·京都御所と、京都らしい景色が視界の奥のほうに続いていきます。

ここで一つ気付いたこと。大文字から眺めると、鳥居型以外は五山の送り火が全て見えるということ。(当然送り火の当日に、関係者以外は登ってはいけませんが )

右手の方には松ヶ崎の「妙」と「法」の文字。

少し視線を左に移すと、西賀茂の「舟形」

更に真正面には船岡山の向こう側に「左大文字」

嵯峨野の「鳥居形」は角度的に眺めるのは難しそう。10分ほど景色を眺めてそよ風に吹かれていると、登山でかいた汗はほぼ引いてきました。時間は7時を過ぎ、これから暑くなってきそうです。ここからはトレイルランよろしく、暑くなる前にさっさと下山してしまおう。帰りは転がり落ちるように走っていくと、銀閣寺の入り口に着いたのは大文字からたったの12分!早朝のお散歩にはほんとちょうど良いボリュームでした。