祇園祭 わが家の鉄板定番コース(後祭り宵山編)

祇園祭のハイライト、豪華絢爛な山と鉾が京の町を練り歩く山鉾巡行。山鉾巡行は7月17日前祭と7月24日後祭の二部構成に別れていて、それぞれの日程の3日前から、前夜祭として宵山が始まります。特に多くの人出が見込まれるのは前祭の方。前祭の宵山では烏丸通が歩行者天国になり、屋台がずらっと立ち並びます。山鉾町や四条通、烏丸通は人で埋め尽くされます。一方の後祭。宵山の歩行者天国はないけれど、人出はそこそこ。お祭りの雰囲気をゆっくりと楽しむことができます。そういうこともあって、最近は祇園祭といえば、後祭の宵山を観に行くことが多くなりました。今回は祇園祭 後祭の宵山を巡る楽しみ方をお伝えします。

1. まずはアクセス

会場へ行くには市営地下鉄が便利!地下鉄烏丸御池駅を降りてすぐに山鉾町があるので、余計な徒歩をはさまずに効率よく観て回ることができます。京都駅からだと、市営地下鉄に乗り烏丸御池駅までたったの6分です。

2.わが家の定番コース

烏丸御池駅を降りて西に1分ほど歩くと呉服屋の立ち並ぶ室町通に出ます。この室町通を南に歩けば、山伏の護摩焚きイベントのある役行者山、桜のモチーフが美しい黒主山、出世祈願の鯉山の順番に個性的な山に出会えます。ここで室町通から一本西に入れば、新町通。天に向かって突き出る大きな一本松が印象的な北観音山、北に上がると鳩のモチーフをあしらった可愛らしい八幡山を観たら、烏丸御池駅に戻ります。

3.まずは腹ごしらえ!レディース王将?

妻、娘と一緒に烏丸御池駅を降りると夜は19時。宵山の出店で食べ歩きもいいけど、本格的に腹ごしらえをしたい!っと思っていたら、駅の目の前、御池通沿いにシュッとした見慣れぬお店。よく見るとGYOZA OSHOの文字。ギョザ オショ?玉座の和尚?違う。あっ、餃子の王将か!

最近は女性が気軽に入りやすい店舗をテーマにしたお店が増えてきていますが、そのたぐいですね。王将といえば京都が発祥。試験的なお店を地元の京都で展開しているのかしら?パッと観た感じはバルっぽい感じで、確かに入りやすいし、清潔感もあって好印象。王将の概念を覆されました。店内は満席だったので、少し暑いけどテラス席へ。通常の餃子と京風和風餃子、生ビールを注文。京風和風餃子は京都限定メニューのようで、餡にシソの風味が効いているのと、白味噌チーズタレがよく合う!これは一度食べて見る価値ありですよ。

4.わらべ歌が一番揃ってる? 役行者山

王将で軽く夕食をとり、ほろ酔い気分になったら、室町通から南へ歩いていきます。ものの2,3分で目の前に現れるのが役行者山(えんのぎょうじゃやま)。役行者山といえば、別の記事でも書きましたが、山伏の護摩行イベントで有名なのですが、この日は残念ながらやっていませんでした。毎年7月23日の14時開始と決まっているのですね。

代わりに役行者山町の町会所でお参りしてきました。

去年も感じたことですが、町衆のお子さん達の祇園祭 わらべ歌の息が妙に合っている!私が見て回った山鉾町の中では一番うまいし、ついついお授け(グッズ)を買ってしまいそうになります。わらべ歌に感心しながらロウソク一本のみ献じて(ケチ)更に南を目指します。

 

5, 季節外れのサクラ咲く黒主山

また2分ほど歩くと、季節外れの桜の花が咲く山を発見!黒主山です。シンボルマークの黒地に赤色の「黒」の文字が渋くてカッコいい!

お授け(グッズ)が充実していて、シンボルマークをあしらったTシャツや、うちわのデザインがカッコいいです。チマキは黒のシンボルマークに、桜の花をあしらったデザイン性の高いものなので、一見の価値ありですよ。

4.立身出世祈願の鯉山

後祭宵山の中でもひときわ人気があるのが鯉山。

↑日が暮れてくると、山の提灯に灯がともりはじめます。

別の記事で詳しく書きましたが、立身出世のシンボルでもある御神体の木彫りの鯉を一目見ようと会所に長蛇の列ができます(と、言っても10分ほど並ぶくらいです)。

こちらでもロウソク一本献じ、御神体に立身出世祈願!

登竜門御守りを購入(緑、赤、白色がありますが、今年は白色にしました)

同僚に先駆けて出世の体制を盤石なものに(?)して、会所を出ると目の前には…

5. 鯉山町で一休み フローズン日本酒もあるよ!

鯉山町の会所前は和菓子や佃煮を扱う永楽屋さんのお店があります。

永楽屋さんの店先に例年出店を出されている松井酒造さん。鯉山にお酒を奉納されているというご縁があるみたいですね。キンキンに冷えた日本酒が数種類、おちょこ一杯300〜400円程度で販売されています。暑い祇園祭にはピッタリのお供ですね。なかでも吟醸酒を少し凍らせたフローズン日本酒が最高にうまい!なんか毎年ここで飲んでる気がするなぁ。調べてみると酒蔵は左京区吉田、京大の正門からほど近いところ。こんなところに酒蔵があったとは!見学は随時受け付けているようなので一度行って見たいものです。

なお永楽屋さんでは祇園祭にちなんだお土産が売っていました。長刀鉾のパッケージが可愛らしい佃煮とうちわのセットを購入。お土産を見て回るのも祇園祭の楽しみの一つですね。

6. 新町通を北へ 北観音山では祇園囃子が聞こえてきました

鯉山まで来るとこのさき室町通にはもう山はありませんので、一本西に入って、新町通から北へ引き返します。烏丸御池駅に戻る方向です。新町通に出ると北観音山と南観音山に挟まれたところに出ます。この北観音山と、南観音山は天に突き出す一本松が圧巻で見ごたえがあります。

↑松が電線に引っ掛かりそうだけど、ご心配なく

北観音山まで来ると、何やら人だかりが。どうやら祇園囃子の演奏が始まるようです。


他の町会所でも祇園囃子の演奏をしているのかもしれないけど、毎年決まって北観音山だけ祇園囃子の演奏を見掛けてる気がする。演奏の頻度が多いのかな。とても良い雰囲気でした。

7. 鳩のシンボルがかわいい八幡山で夫婦円満!

昨年、義妹に教えてもらい始めて知った八幡山にも行ってきました。町が所有する屏風の展示(屏風祭り)も見どころです。

八幡山の会所前も多くの人でにぎわっていました。

別の記事で紹介しましたが、八幡山のお授け(グッズ)はとても可愛らしい鳩の鈴と笛。夫婦円満のご利益や、赤ちゃんの夜泣きを封じ込めるご利益があるそうです。

見ているだけでも可愛らしく楽しい気分になるのでぜひ立ち寄ってみてください。

 

7. 他にもお店や見どころたくさん!

他にもここでは書ききれないくらいたくさんのお土産物屋やレストラン、バーなどが軒を連ねて居るので、気になったお店にふら~と入ってみるのがいいですね。今回ご紹介したコースを歩いていれば必ず良いお店に出会えると思います。私も来年また来たいと思います。

店頭で飴細工を作っている洋菓子店トゥレ・ドゥーさん

京町屋を活かしたおしゃれなバーもあったりしますので、ふらっと立ち寄ったり

↑スタンディングバーすいばさん

テイクアウトの出店もチラホラあるので、食べ歩きも面白そうですね。

↑すし屋のにぎりめし 国産和牛肉を使用したの大人のおにぎり